KOBE CITY

神戸市

人に、自然に、地球に、未来に貢献する
「環境貢献都市KOBE」
―エネルギーのベストミックスとともに、みどりあふれる、
生活を楽しむ都市をめざして―

神戸市は海のすぐ北側に六甲山系が並び、山麓から臨海部に広がる市街地に人口の約7割が居住する、コンパクトな都市です。阪神・淡路大震災からの復興を経て、ソーシャルキャピタルの形成が進み、「神戸医療産業都市」には企業・団体約280社が集積、高速コンピュータ「京」を核に最先端の研究機関が集まる「知の集積地」でもあり、国の未来を拓く新技術の開発が進んでいます。また、開港150年を控える神戸港は、大阪港とともに「阪神港」として国の国際コンテナ戦略港湾に指定され、神戸市は空港、鉄道、道路網も含めて物流の拠点でもあります。
これらの神戸の強み・特長を活かして、「ベストバランスエネルギー都市」「みどりあふれる都市」「生活を楽しむ都市」を3つの柱に、公民一体となって2020年に向けた20のプランに取り組み、低炭素社会の実現、エネルギーの安定供給とコスト低減等にチャレンジします。

EXAMPLES

取組例

  • 水素スマートシティ神戸構想の推進

    家庭用燃料電池や燃料電池自動車の導入促進、地域再エネ水素ステーションの整備などの取組みを進めるとともに、地元企業との産官学連携のもと、先駆的な水素エネルギー利用技術開発事業を推進していきます。

  • 木質バイオマス利用

    森林整備や経済・都市活動によって発生する木材等を、貯蔵、加工運搬、薪供給や発電等での活用に至る仕組みを構築します。

  • KOBEろっこう・かもめ発電

    市の公有財産(土地・建物屋根など)を活用した太陽光発電や、民間事業者・住宅への太陽光発電設備の導入などを促進しています。

  • 高効率ごみ発電と第11次クリーンセンター(CC)の整備 

    神戸市では、市内4カ所の一般廃棄物焼却処理施設(クリーンセンター)でごみ発電を行っています。平成29年度に稼働予定の第11次CCでも、高効率ごみ発電設備を導入します。

  • 家庭における分散型エネルギーの推進

    太陽光発電システムの設置に対する補助、家庭用燃料電池の設置に対する補助を通じて、家庭における省エネルギーの推進を図ります。

  • こうべバイオガス事業

    消化ガスを高度精製した「こうべバイオガス」の活用が東灘処理場で進んでいます。精製されたバイオガスは、場内利用するほか、自動車燃料や都市ガスとして利活用します。

  • こうべWエコ発電プロジェクト 

    神戸市は、民間事業者と共同で、下水処理場の施設上部空間と下水道固有の資源を活用した、太陽光とバイオガスのダブルでエコロジーな「こうべWエコ発電プロジェクト」を行っています。

  • 超小型モビリティ(六甲・摩耶活性化プロジェクト) 

    六甲・摩耶山上エリアで、民間事業者が「ウリボーライド」の愛称で、超小型電気自動車を使った「超小型モビリティの観光レンタル事業」を展開しています。 

  • コミュニティサイクル「コベリン」

    市が公募した民間事業者により、都心部の複数のポートで自由に貸出し・返却できる自転車レンタルシステムを展開しています。

  • 六甲山森林整備戦略

    「都市山」六甲山において、森林の多面的機能の向上をはかり、安定して、美しく、健全な森林を維持するため、「六甲山森林整備戦略」に基づく取り組みを一体的に進めます。